マップル(Mapple)の生みの親

マップルの道路地図帳シリーズを世に出したのが昭和59年。

カーナビのない当時は道路地図帳が車には必ずと言っていいほど常備されていた時代でした。
しかも主流はB5サイズで紙質も硬く厚く、見たいページを見てもすぐに閉じてしまう、運転中に使用するのが非常に不便な書籍でした。

タイトルも***地方別詳細道路地図、○○○広域ロードマップ等々、漢字利用率の高い地図が好きな人(読者)以外はなかなか書店で手にとってみるという物ではありませんでした。
開きやすくて、分厚くなくて、誰にでも手にとってもらえて、比較的低価格かつ買い替え易い(ここが一番大事)、そんな車に置いていても素敵な表紙の道路地図帳をどうしても作ってみたかったのだと思います。

社内では反対意見ばかりでしたが、入社2年目の若造が表紙デザインからタイトル名まで、すべて一人でやらせてくれと会社側に直訴して、世に出したのがMapple(マップル)です。
制作費用を少しでも軽減するために書籍ではありえない広告ページも8ページ入れて、自分で広告営業をして集めてきた記憶があります。

もちろん部署の方々が応援して協力体制を作ってくれたのも宝物の思い出です!
初版の表紙は蛍光イエロー。
オアシスの絵の描いてあるリンゴは本物のリンゴに知り合いのD通のデザイナーに油絵で描いてもらったものです。

Mapple復刻版

2000年には復刻版として私の作った初版の復刻版が再び出版されました。その時はすでに違う環境に身を置いていましたが在職中の仲間が送ってくれて感激しました。
その後、旅行雑誌としてステータスにもなっている「まっぷるマガジン」をはじめとして、たくさんの商品に「マップル」が使われて今に至っているのが自分のビジネスにおいてもエネルギーになっているのは間違いないですね。

またマップル的な誰でも知っているメジャーな物を世に出してみたいと毎日思って進んでいるような気がします。

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